DXの取り組み

1. 経営者メッセージ

(実務執行総括責任者による効果的な推進等を図るために必要な情報発信) 

私たちF-ITコンサルは、ITコンサルティングおよびシステム開発/導入・運用を通じて、お客様の業務変革と持続的な成長を支援してきました。 

当社はデジタル技術を前提とした経営の高度化に取り組んでいます。 

当社が考えるDXとは、単なるIT導入や業務効率化にとどまらず、 デジタル技術を活用して業務プロセスや組織の在り方を変革し、企業価値を継続的に高めていく取り組みです。 

変化の激しい経営環境においても柔軟に対応できる基盤づくりが、企業にとって不可欠であると考えています。 

この考えのもと、当社では経営方針にDX推進を位置づけ、業務の可視化・標準化を起点とした改善や、中長期的な視点でのデジタル活用を通じ、お客様の事業価値向上に貢献することを目指しています。 

また、DXを継続的に推進するため、 社内においても役割と責任を明確にした推進体制を整備し、課題設定・分析・提案までを含むコンサルティング力の強化とシステム導入を支える技術力の向上を目的とした人材育成と 知識共有に取り組んでいます。 

これにより、変化に対応し続けられる組織基盤の構築を進めています。 

お客様やパートナー企業の皆様と共に、 デジタル技術を活用した新たな価値創出に挑戦し続けてまいります。 

 株式会社F-ITコンサル 代表取締役 福重 康宏 

2. 経営ビジョンとDXの方向性 

(企業経営の方向性および情報処理技術活用の方向性の決定) 

当社は企業理念(F1~F3)をビジョンに掲げ、これまでITコンサルティングを主軸にお客様の課題解決に邁進してまいりました。  

企業理念(F1~F3) 

F1:フロンティア(ITで新たなビジネスを切り開く) 

F2:フィット(お客様ごとに最適な提案・サポート)  

F3:ファインド(課題を特定し、解決へ導く)  

近年、当社に対してはコンサルティングに加え、その後のシステム導入を担う体制への要望が一層高まっております。特に、提案にとどまらず成果創出まで伴走することへの期待が強く、これに応えるため、2025年より25名体制へと組織を拡充いたしました。 

これを機に、新たに開発部門を設置し、コンサルティングからシステム開発/導入・運用までを 「オールインワン」で提供し、企業のビジネス価値最大化に貢献する、次世代型のDX推進パートナーへと進化いたします。 

デジタル時代における当社のDX戦略の柱は以下の通りです。

「伴走型・データドリブン支援」への転換 

システムを納品して完了とする従来のモデルから、お客様のデータ活用状況を継続的にモニタリングし、客観的なエビデンスに基づいた改善提案を繰り返す「伴走型支援」へと舵を切ります。 

お客様の成長に深くコミットし、持続的な企業価値向上を支援します。 

3事業のシナジーによるトータルサポート 

コンサルティングによる「戦略策定」、開発による「具現化」、そしてアウトソーシングによる「現場 の運用・データ蓄積」。この3つをデジタル技術でシームレスに繋ぐことで、一貫性のあるトータルサポートを提供致します。

DXを牽引する組織文化と人材育成 

AIをはじめとする最新のデジタル技術を積極的に導入し、生産性の向上を追求します。これを 通じて蓄積された知見を社内人材の育成に反映させ、変革を恐れない柔軟な社内風土を構築 してまいります。 

地域社会への付加価値創出 

これらの取り組みを通じて、鹿児島エリアをはじめとするIT過疎化の阻止とデジタルデバイドの 解消に向け、地域経済のDX化を牽引し、次世代に向けた新たな成長戦略と付加価値を提供 することを目指します。 

当社は、自らがDXの体現者となり、お客様に寄り添いながらデジタル時代の競争力を共に 高めていく最良のパートナーであり続けることを宣言いたします。 

3. DX戦略の柱 

(企業経営および情報処理技術の活用に関する具体的方策) 

組織知の構築による「ナレッジ・ドリブン」な経営 

ナレッジの可視化と社内Wikiの活用 

これまで個々の専門性に依存していたノウハウや業務プロセス(暗黙知)を、社内Wikiなどのデジタルプラットフォームを用いて言語化・集約します。 

25名体制への拡大に合わせ、誰もが高度な知見にアクセスできる仕組みを構築することで、 組織全体の機動力を高め、サービス品質の標準化とボトムアップによる改善文化を醸成します。

適切なデータ活用による業務プロセスの最適化 

事業部間連携による課題の可視化と共有 

「ITコンサル」「システム開発」「アウトソーシング」の各事業領域で得られる情報をデジタルに集約・共有できる環境を整えます。これにより、各現場の状況を適切なタイミングで把握し、組織全体でのサポートや業務改善に繋げることで、効率的かつ円滑な働き方を推進します。 

データに基づく顧客提案の高度化 

自社でのデータ活用の歩みをモデルケースとし、お客様のニーズや潜在的な課題に対して、 実務に即した説得力のある解決策を提示できる組織へと変革します。 

先進的技術による価値共創 

・最新技術の社会実装 

AIやクラウドネイティブ技術などの最新トレンドを迅速に取り入れます。これにより、既存の枠組みに捉われない新たなビジネスモデルの創出を図り、お客様の市場競争力を抜本的に強化します。 

4. 推進体制と人材育成 

(戦略を効果的に進めるための体制) 

当社は、DX戦略を迅速かつ着実に実行するため、代表取締役直轄の「DX推進委員会」を設置しています。25名体制への拡大に伴い、各部門が専門性を発揮しながら横断的に連携できる体制を構築し、全社を挙げた変革を推進します。 

DX推進体制の構築 

意思決定の迅速化 

代表取締役を委員長、ITコンサルティング部・開発ソリューション部・アウトソーシングサービス部の各責任者を実務責任者として構成しています。 

・横断的連携の強化 

定期的に戦略会議を開催し、各現場の課題共有、進捗管理、および必要なIT投資の意思決定を迅速に行います。 

部門間の壁を取り払い、事業シナジーを最大化させる司令塔として機能します。 

デジタル人材の育成とスキルアップ支援 

・スキルマップの定義と可視化 

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「デジタルスキル標準(DSS)」、「ITスキル標準 (ITSS)」に準拠し、ITコンサルティング部、開発ソリューション部、アウトソーシング部の各職務で求められるDXスキル、ITスキルを定義・可視化します。これにより、個々の社員が目指すべきキャリアパスを明確にし、組織全体の専門性を体系的に底上げします。 

・資格取得支援制度の拡充 

各事業領域(コンサルティング、システム開発、運用保守)において重要となる専門資格の取得を積極的に支援します。受験費用の補助や報奨金制度、学習時間の確保などを通じて、社員の挑戦と自己研鑽を会社としてバックアップします。 

継続的な学習機会の提供 

各種社内研修、外部研修や最新技術の展示会への参加を推奨し、常に市場の最新トレンドを取り入れることで、お客様に最高品質のソリューションを提案できる人材を育成・増員してまいります。 

5. ITシステム環境整備 

(最新の情報処理技術を活用するための環境整備) 

当社は、25名体制への組織拡大に伴い、社内に点在する情報を一元管理し、部門を超えた高度なデータ連携を実現するITインフラを構築しています。これにより、迅速な意思決定と生産性の向上を追求し、継続的なIT投資を通じて最新のデジタル基盤を維持・進化させてまいります。 

業務プロセスのデジタル化とデータ連携(DX基盤) 

・統合ポータルとナレッジ共有 

統合ポータルを基盤にスケジュール、プロジェクト進捗、電子申請、社内掲示板を集約し、情報の透明化を図ります。また、オールインワン・ワークスペースアプリを社内Wikiとして活用し、個人の暗黙知を組織の形式知へと変換するナレッジ管理を徹底します。 

シームレスなバックオフィス連携 

クラウド上の契約アプリから見積・発注・請求アプリ、さらに勤怠アプリおよび給与アプリへと流れる一連の業務データをデジタルで完結させます。これにより、事務工数の削減とデータの整合性を確保し、経営状況の迅速な可視化を実現します。 

高度な情報基盤 

マイクロソフトクラウドアプリを活用したクラウドストレージ環境を構築し、場所を問わずセキュアかつ円滑に共同編集・情報共有ができる環境を整備しています。 

AI技術の積極活用による生産性の抜本的向上 

・生成AIの業務実装 

生成AIやAIリサーチツールを導入し、資料作成の効率化や膨大なナレッジの要約・分析に活用しています。 

・開発プロセスの高度化 

システム開発部門においてAIエージェントを導入し、AIによるコーディング支援を通じて開発スピードの向上と品質の安定化を図ります。 

継続的なIT投資とサイバーセキュリティ 

・戦略的な予算配分 

DX推進を支える最新技術の研究およびツールの導入・更新に対し、経営計画に基づいた適切な予算を継続的に配分します。 

・安全な利用環境の確保 

クラウドサービスの活用にあたっては、適切な認証管理やセキュリティポリシーを適用し、安全なデータ活用環境を維持します。 

6. KPI(主要目標) 

(戦略の達成状況を測る指標) 

社内Wikiを活用した暗黙知の言語化と組織知化の進捗状況 

ITコンサル、システム開発、アウトソーシングの各部門が持つノウハウや業務プロセスの言語化・集約プロセスの進捗度。

事業部間(ITコンサルティング部、開発ソリューション部、アウトソーシング部)における情報共有・連携体制の構築度 

各現場の状況を適切なタイミングで把握し、組織全体でサポートや業務改善に繋げるデジタル集約環境の整備状況。

IPA「デジタルスキル標準(DSS)」、「ITスキル標準 (ITSS)」に準拠したスキルマップの定義・可視化の完了度 

3つの職務(ITコンサルティング、開発ソリューション、アウトソーシング) で求められるDXスキル、ITスキルの定義および可視化の達成状況。 

         

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